成田緑夢、“夢の金メダル”に海外絶賛「衝撃のパフォーマンス」「あっぱれだ!」
平昌パラリンピックは16日、男子バンクドスラローム下肢障害で成田緑夢(近畿医療専門学校)が金メダルを獲得した。ラストの3回目でベストタイムを叩き出した圧巻の滑りを、世界パラスノーボード連盟は「衝撃のパフォーマンス」と称賛。海外実況も「信じがたいことをやってのけた、あっぱれだ!」と大興奮で伝えている。
バンクドスラローム下肢障害、3本目でベストタイムマーク
平昌パラリンピックは16日、男子バンクドスラローム下肢障害で成田緑夢(近畿医療専門学校)が金メダルを獲得した。ラストの3回目でベストタイムを叩き出した圧巻の滑りを、世界パラスノーボード連盟は「衝撃のパフォーマンス」と称賛。海外実況も「信じがたいことをやってのけた、あっぱれだ!」と大興奮で伝えている。
圧巻だった。1回目で50秒17、2回目で49秒61とタイムを上げ、迎えた成田の3回目。完璧な滑りで48秒68を叩き出し、金メダルを掴み取った。世界パラスノーボード連盟のツイッターはゴールシーンを動画付きで紹介し、「なんてランなんだ!!金メダルを確定させた日本のグリム・ナリタから衝撃のパフォーマンス!」と称賛した。
映像では、海外実況も「ワオ!なんて滑りなんだ!信じがたいことをやってのけた、本当に、なんて滑りだ!!日本のナリタがトップに君臨だ!なんてこった、あっぱれだ!!」と大興奮で伝え、客席では兄の童夢が日の丸を振って絶叫していた。
13年春にトランポリンの練習中、左膝下が麻痺する障害を負った。天才的な運動センスを誇っていた逸材は、幾多の苦難を乗り越え、パラリンピックの檜舞台に辿り着いた。スノーボードクロス銅メダルに続く、今大会2つ目で手にした一番輝く色のメダル。平昌の地で、最高の“グリムスマイル”が咲いた。
(THE ANSWER編集部)