渋野日向子、朝8時20分に励まされた“可愛い声援”の正体「保育園の先生みたいで新鮮」
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは21日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われた。渋野日向子(サントリー)は通算9アンダー。12月の米ツアー予選会に参加するため今季の国内最終戦だったが、12位で終えた。有観客試合で感じたのはギャラリーの重要さ。特に子供たちから温かい声援を受け「保育園とか幼稚園の先生みたいな気分ですごい新鮮でした」と笑った。
大王製紙エリエールレディスで12位…12月に米ツアー予選会に参加
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは21日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われた。渋野日向子(サントリー)は通算9アンダー。12月の米ツアー予選会に参加するため今季の国内最終戦だったが、12位で終えた。有観客試合で感じたのはギャラリーの重要さ。特に子供たちから温かい声援を受け「保育園とか幼稚園の先生みたいな気分ですごい新鮮でした」と笑った。
渡米前最後の1ラウンドで励まされた。朝8時20分スタートだった渋野。1番のティーショットを打った後、第2打に向かう途中にコース脇から「日向子ちゃん頑張って~!」と可愛らしい声援が飛んだ。声の主は、渋野の名前入りタオルを掲げたちびっ子たち。発見した渋野も笑顔で手を振っていた。
渋野によると、ジュニアの時に通っていたスクールの子供たちで、小学校も同じ子もいる。会見では「地元の子なんですけど、走り回って、疲れ知らずのみんなですが、本当に応援しに来てくれてめちゃくちゃ有難かったですし、誰よりも声を出して応援をしてくれたので、凄く嬉しかったです」と感謝した。
早起きして松山の会場に駆けつけてくれた子供たち。渋野がボギーを打っても、変わらず18ホール付いてきてくれた。スコアを2つ伸ばして迎えた最終18番は「もう全集中していました」。見事なバーディー締めで、今季の国内最終戦を終えた。
「可愛くて、後ろでちょこちょこしていましたし、走り回っていましたし。気を付けてって言ったり、走らないでって言ったり、もう保育園とか幼稚園の先生みたいな気分ですごい新鮮でした」
まるで“引率”しているかのようだったと語る渋野。今季のファンに対しては「少しずつ有観客でやらせてもらえるようになって、制限の中で応援しに来てくださっている皆さんも沢山いた。プレーをする有難さ、応援して下さっている方の大切さを感じるきっかけになった」と感謝した。12月には米ツアー予選会に参加。コロナ禍で改めて感じたギャラリーの有難みを胸に、異国での戦いに挑む。
(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)