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V争い柏原明日架は2位 原英莉花ら4人で首位に並ぶ大混戦「上についていきたかった」

女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは21日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われた。首位と2打差の2位で出た柏原明日架(富士通)が3バーディー、1ボギーの69で回り、通算14アンダーの2位タイとなった。

惜しくも2年1か月ぶりの優勝を逃した柏原明日架【写真:Getty Images】
惜しくも2年1か月ぶりの優勝を逃した柏原明日架【写真:Getty Images】

大王製紙エリエールレディス最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは21日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われた。首位と2打差の2位で出た柏原明日架(富士通)が3バーディー、1ボギーの69で回り、通算14アンダーの2位タイとなった。

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 3日目を終えて首位・原英莉花に2打差の2位だった柏原。大会前の時点で賞金ランク54位、メルセデス・ランク61位と、逆転でのシード権へ正念場の大会だった。前半はパープレーが続くも、9番パー5でこの日最初のバーディー。後半出だしの10番でもバーディーを獲って、一時は原、鈴木愛、福田真未と4人で首位で並ぶ大混戦となった。

 13番パー4でもバーディーを奪った柏原だったが、最終18番でボギー。17番でイーグルを奪った原に突き放され、鈴木、福田とともに2位タイとなった。2年1か月ぶりの優勝にあと一歩で届かず、柏原は「どうしょうもないですが、最終ホールでもったいないミスをしてしまいました」と18番のボギーを悔しがった。

「位置が位置だったので、上についていきたかったですし、自分の中で(最終戦の)リコーカップに出たいという気持ちが毎日、毎日強くなっていったので……。(出場できないのは)仕方ないですね」と振り返った。

 それでも「途中を振り返ると、チャンスが2つ、3つくらいパッティングで取りこぼしがあったので、結果は結果でしっかり受け止めて、ただ最低限はクリアできたと思うので、オフに向けて頑張っていきたいと思います」と収穫も感じた様子だ。

 ただ、今大会の躍進により来季シード権を獲得した。「ひとまず、ひと安心です」と柏原。「ただ、1年間やってきてなかなか結果に結びつかなかっただとか、ランキングはさておき、去年も今年も勝てなかったという結果をしっかり受け止めて、この苦しい1年半を無駄にしないようにこれからオフにしっかり取り組んでいきたいです」と前を見据えた。

(THE ANSWER編集部)


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