メドベージェワ、世界選手権欠場も復帰後は4回転サルコウ挑戦へ 「考えているわ」
平昌五輪フィギュアスケート女子シングルで銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)。右足痛のため21日開幕の世界選手権(イタリア)の欠場を決めたが、復帰後は4回転ジャンプへの挑戦を計画している。ロシアメディアが伝えている。
世界選手権を欠場するメドベ―ジェワ、復帰後に4回転サルコウに挑戦する意思を明らかに
平昌五輪フィギュアスケート女子シングルで銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)。右足痛のため21日開幕の世界選手権(イタリア)の欠場を決めたが、復帰後は4回転ジャンプへの挑戦を計画している。ロシアメディアが伝えている。
世界選手権3連覇こそ逃したが、メドベージェワは早くもその次を見据えているようだ。ロシア地元紙「コムソモリスカヤ・プラウダ」は、“女王”が4回転サルコウへの挑戦プランを明かしたことを報じている。
同紙によると、メドベージェワは「トリプルアクセルは考えてないけど、4回転サルコウは考えているわ」と話し、意欲をのぞかせている。そしてジャンプ、スピンなどの構成要素の中で、演じるのが最も好きなものとして「3回転サルコウ」を上げており、サルコウジャンプへのこだわりも強いようだ。
4回転サルコウは、女子では2002年に安藤美姫さんが国際スケート連盟公認大会で初めて成功させた。そして先日の世界ジュニアでは、メドベージェワと同門の13歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)がサルコウ、トーループと、史上初の2度の4回転ジャンプを決めている。
これからは女子も4回転時代に突入するという意見がある一方で、体重の軽いジュニアだから可能だとの見方も。そんな中でのメドベージェワの新たな挑戦表明。ロシアスケート連盟によると、医師からは4~8週間ジャンプを控えるようにという通達が出ているようだが、けがの完治後の新展開にも注目が集まっている。
(THE ANSWER編集部)