井上尚弥、対抗王者ドネア&カシメロへ堂々宣言 次戦は「リードパンチで倒します」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の次戦は、映像配信サービス「ひかりTV」と「ABEMA」のペイ・パー・ビュー(PPV)で生配信することが18日、発表された。12月14日にWBA8位・IBF5位アラン・ディパエン(タイ)との防衛戦(東京・両国国技館)を予定。この日は、都内で「PXB WORLD SPIRITS~井上尚弥 WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ~配信に関する記者会見」に出席し、自身初のPPV配信となる試合への意気込みなどを語った。
井上尚弥防衛戦をひかりTV&ABEMAが生中継
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の次戦は、映像配信サービス「ひかりTV」と「ABEMA」のペイ・パー・ビュー(PPV)で生配信することが18日、発表された。12月14日にWBA8位・IBF5位アラン・ディパエン(タイ)との防衛戦(東京・両国国技館)を予定。この日は、都内で「PXB WORLD SPIRITS~井上尚弥 WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ~配信に関する記者会見」に出席し、自身初のPPV配信となる試合への意気込みなどを語った。
井上が国内で試合するのは、2019年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝のノニト・ドネア(フィリピン)戦以来、2年1か月ぶりだ。直近2戦は米ラスベガスで戦い、今回はWBA6度目、IBF4度目の防衛戦。井上の国内世界戦の地上波生中継がないのは初となる。
井上はバンタム級で4団体統一を目指している。ターゲットはWBC王者ドネアとWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)。両者は自身の3日前の12月11日に次戦を予定している。今回の相手は実力者ではないだけに「リードパンチで倒す」と意気込みを示した。
リードパンチはジャブなど試合を組み立てるパンチで、大きなダメージを与えるパンチを当てるために放つもの。発言の真意を問われると「リードパンチで倒すという言葉は3日前のドネア、カシメロへのメッセージ」と説明。続けて「それくらいのものを見せないといけない。そのくらいの実力を見せて勝ちたいということです」と明かし、PPVへの考えについてはこう語った。
「アメリカでは主流というか当たり前のコンテンツ。日本では初めてで皆さん馴染みがない。時代も変わってボクシングを見るならPPVという流れになる。この一発目、しっかり成功させたい」
販売は18日午後2時スタート。ひかりTVは3960円、ABEMAはクレジット決済が3300コイン(3960円相当)、アプリ決済が4720コイン(5664円)となっている。井上は、18年5月からNTTぷららおよびアイキャストが運営する「ひかりTV」とメインスポンサー契約。同社は7月から大橋ジムの興行「フェニックスバトル」を生配信していた。
(THE ANSWER編集部)