あの感動が甦る― 小平奈緒、「36.94の衝撃」に五輪専門サイトが脚光
平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(相沢病院)。31歳にして五輪新記録の36秒94をマークし、世界の頂点に立った姿は感動を呼んだが、五輪専門サイトが脚光。「ナオ・コダイラの平昌五輪を見よ」と「美しき抱擁」を含めた名場面を動画で公開している。
オリンピックチャンネルが平昌五輪女子500mの名場面を公開、「美しき抱擁」も…
平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(相沢病院)。31歳にして五輪新記録の36秒94をマークし、世界の頂点に立った姿は感動を呼んだが、五輪専門サイトが脚光。「ナオ・コダイラの平昌五輪を見よ」と「美しき抱擁」を含めた名場面を動画で公開している。
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あの感動が、今にも甦ってくるようだ。IOCが運営する五輪専門チャンネル「オリンピックチャンネル」は12日に公式ツイッターで1本の動画を公開した。
熱狂を呼んだ平昌五輪。スタートの構えを取った小平の右手のアップから始まったレースシーン、号砲とともに日本の31歳は特徴的な前傾姿勢を保ち、500メートルを疾走。そして、歯を食いしばって走り、最終コーナーから直線に入るとスピードを落とすことなくゴールへ。会場は熱狂に沸き、海外実況は「36秒95(速報タイム) オリンピックレコード」と快挙を伝えている。
映像では、途中から「とてもすがすがしい気分」「(金メダルは)私の成長を示すものになった」「(五輪新記録は)私が刻んできた時間だと思います」と小平のインタビューが載せられている。そして、映像の最後には世界に感動を呼んだ銀メダルのイ・サンファ(韓国)を迎え入れ、抱き締める抱擁シーンも。日の丸を背負い、歓声に応える姿はまさに英雄に相応しかった。
投稿には「日本のナオ・コダイラの平昌冬季五輪2018でのハイライトを見よ」とつづられている。金メダルの歓喜から3週間たつが、こうして日本のスピードスケート界のエースに脚光を当てられているのは、それだけ感動が大きかったことの裏返しだろう。
小平は大会後、世界スプリント選手権で500メートルの連勝を「27」に伸ばした。直後に体調不良で大会を途中棄権し、休養しているが、一日も早い復活を誰もが待ち望んでいる。
(THE ANSWER編集部)