ウッズ、全米が夢見た“超絶13mパット”が選出 「ショット・オブ・ザ・ウイーク」
米男子ゴルフのバルスパー選手権(イニスブルックリゾート&GC)はタイガー・ウッズ(米国)が2位タイに食い込んだ。5年ぶりの優勝には1打届かなかったが、全米を熱狂させた。PGAツアー公式ツアーは「ショット・オブ・ザ・ウイーク」を選出。5本のプレーを紹介しているが、うちウッズが2本、ランクインしている。
ウッズは“13mパット”と絶妙チップインバーディーの2本が選出
米男子ゴルフのバルスパー選手権(イニスブルックリゾート&GC)はタイガー・ウッズ(米国)が2位タイに食い込んだ。5年ぶりの優勝には1打届かなかったが、全米を熱狂させた。PGAツアー公式ツアーは「ショット・オブ・ザ・ウイーク」を選出。5本のプレーを紹介しているが、うちウッズが2本、ランクインしている。
全米が夢を見たのは、最終日、首位と2打差で迎えた17番パー3のグリーン上だ。44フィート(約13メートル)のバーディーチャンス。往年と同じ、赤シャツに黒パンツをまとったウッズ。パターで押し出すと、その瞬間、観客から「入れ」とばかりに大歓声。ボールは緩やかにフックすると、完全にラインに乗って、カップに一直線。最後はファンの声援に押されるようにしてカップに消えた。
これで首位に1打差に肉薄。ファンの熱狂を演出した、このパットが2位に選出された。
絶妙なチップインバーディーもランクインした。3日目の9番パー4。グリーン奥からの約10ヤードのアプローチだった。ウッズのチップショット。約6メートルのところにボールを落とすと、ここからラインに乗ったボールがそのままカップインした。右こぶしでガッツポーズを繰り出した、このシーンが4位だった。