驚異の13歳、トルソワが史上初の4回転2度成功! 圧巻のジュニア世界最高得点で優勝
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(ブルガリア)は10日、女子シングルフリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の13歳、アレクサンドラ・トルソワは女子では史上初となる2度の4回転ジャンプに成功。ノーミスの演技で153.49点をマーク。合計225.52点は、昨年優勝したアリーナ・ザギトワ(ロシア)の記録(208.60点)を大幅に超えるジュニア世界最高得点を叩き出し、ジュニアグランプリファイナルに続く2冠を達成した。
“ザギトワの後継者”が2度の4回転ジャンプに成功、女子初の快挙で“ザギトワ超え”のジュニア最高得点
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(ブルガリア)は10日、女子シングルフリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の13歳、アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)は女子では史上初となる2度の4回転ジャンプに成功。ノーミスの演技で153.49点をマーク。合計225.52点は、昨年優勝したアリーナ・ザギトワ(ロシア)の記録(208.60点)を大幅に超えるジュニア世界最高得点となり、ジュニアグランプリファイナルに続く2冠を達成した。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
トルソワと同門の14歳、アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が合計207.39点で2位。日本の山下真瑚(グランプリ東海クラブ)が自己ベスト更新の128.38点を記録し、合計195.17点で3位に入った。
まさに新星だ。148センチの13歳が魅了した。トルソワは冒頭の4回転サルコーに成功。国際スケート連盟公認大会で、女子では安藤美姫さん以来となる4回転サルコーを成功させると、女子史上初の4回転トーループも着氷。同じプログラムで史上初の2種類&2度の4回転ジャンプを決めて見せた。その後のジャンプもすべて成功。最高の演技を終えると、圧巻のスケーティングとは裏腹なあどけない笑顔をのぞかせた。
ほかの日本勢はSP8位の横井ゆは菜(中京大中京高)はノーミスの演技で、SPに続く自己ベスト更新の124.97点。合計184.78点で6位だった。SP4位の紀平梨花(関大KFSC)は冒頭のトリプルアクセルがシングルに、途中転倒もあり合計175.25点の8位。
平昌五輪を制した15歳のザギトワも新星と騒がれたが、逸材が次々と出てくるロシア勢。今度は13歳のトルソワが世界に衝撃を与えた。
(THE ANSWER編集部)