“期待の新星”山下真瑚、べスト更新の3位発進に米記者称賛 「ソリッドな滑り披露」
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(ブルガリア)は9日、女子シングルショートプログラム(SP)を行い、日本の山下真瑚(グランプリ東海クラブ)がパーソナルベストを更新する66.79点で3位につけた。日本の新星の好演に、海外も反応している。
15歳の山下が自己ベスト更新の好演技で3位、フリーでロシアの2強にどこまで迫るか
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(ブルガリア)は9日、女子シングルショートプログラム(SP)を行い、日本の山下真瑚(グランプリ東海クラブ)がパーソナルベストを更新する66.79点で3位につけた。日本の新星の好演に、海外も反応している。
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昨年末に15歳を迎えたばかりの山下がブルガリアの首都ソフィアのリンクで躍動した。大トリ、44番目での滑走。連続3回転から、3回転ルッツ、ダブルアクセルも着氷。TES(技術点)は38.59点をマークし、合計点でも自己ベストを更新した。
米名物記者のジャッキー・ウォン氏は自身のツイッターで「ヤマシタもソリッドな滑りを披露!」と称賛。そして「いくつもの素晴らしい滑りが世界ジュニア選手権で披露された」とつづり、首位発進の13歳、アレクサンドラ・トルソワ、2位の14歳、アリョーナ・コストルナヤのロシア勢を含め、ハイレベル決戦の一員に認めている。
愛知県出身で、かつては浅田真央さん、現在は宇野昌磨(トヨタ自動車)を指導する山田満知子コーチに師事。偉大な先輩に続けとばかりに、大舞台で輝いた。
米専門メディア「icenetwork」の取材には、「本当に楽しんでスケートができました。フリーでも今日のように楽しんで滑りたいです」と初々しい感想を口にしていた山下。10日深夜に行われるフリーで、ロシアの2強にどこまで迫れるか。
(THE ANSWER編集部)