稲見萌寧が暫定2位に急浮上 腰痛抱えながら猛チャージ「朝は練習場で打てなかった」
女子ゴルフの国内ツアー・TOTOジャパンクラシックは5日、滋賀・瀬田GC北C(6616ヤード、パー72)で第2ラウンド(R)が行われている。24位で出た稲見萌寧(都築電気)は6バーディー、1ボギーの67で回り、通算6アンダー。ホールアウト時点では首位と1打差の暫定2位に浮上した。腰痛を抱えながらのプレーで一気にスコアを伸ばし、会見では「回りきれるかなと心配だったけれど、最後までできて良かった」と安堵の表情を見せた。
TOTOジャパンクラシック第2R
女子ゴルフの国内ツアー・TOTOジャパンクラシックは5日、滋賀・瀬田GC北C(6616ヤード、パー72)で第2ラウンド(R)が行われている。24位で出た稲見萌寧(都築電気)は6バーディー、1ボギーの67で回り、通算6アンダー。ホールアウト時点では首位と1打差の暫定2位に浮上した。腰痛を抱えながらのプレーで一気にスコアを伸ばし、会見では「回りきれるかなと心配だったけれど、最後までできて良かった」と安堵の表情を見せた。
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痛みと戦いながらも、現在賞金ランク1位の実力を見せた。出だし1番から3連続バーディーと最高の滑り出し。7、9番でもバーディーを奪い、前半だけで5つスコアを伸ばした。後半は伸びなかったが、ホールアウト時点では首位の小祝さくらに1打差まで迫った。
2週間前のNOBUTA GROUP マスターズGCレディースは腰痛で棄権。前週の樋口久子・三菱電機レディスも欠場した。完治はまだで、痛み止めを飲みながらのプレーであることを大会前の会見で明かしており、この日の会見では「昨日より(痛みが)悪化していて、今日の朝は練習場で打てなかった」と明かした。「回りきれるかなと心配だったけれど、最後までできて良かった」と安堵の表情を見せた。
渋野日向子、笹生優花の海外メジャー制覇を経験している2人と同組。「ここ何週間かまともなフルショットは出来ていない」状態だったが、ラウンド中もストレッチなどケアをして乗り切った。「痛みとかは変わらないが、やっぱり楽しく回れたのは良かった。(笹生は)一番はやっぱりティーショットの飛距離が凄いと思ったのと、何回か回ったこともあって楽しく話ができる」とラウンドを振り返った。
腰の痛みについては「一か所がズキズキするというレベルではなく、広範囲でズキズキしたり、固まって動かなかったり、結構いろんなことがある」と表現。不安が大きく、明日以降のプレーについても「自分の中で最後まで回りきれたらいいなということしか頭にない」と話した。賞金女王争いについては「そこまで後のこと、先のことを考えていると集中できないので(笑)」と気にしていなかった。
(THE ANSWER編集部)