宇野昌磨、米メディアがV候補筆頭に選出 羽生欠場で“新世界王者”誕生へ
平昌五輪でフィギュアスケート男子シングル66年ぶりの連覇を果たした羽生結弦(ANA)が右足首の治療などのために21日開幕の世界選手権(イタリア)を欠場することが決まった。大会連覇がかかった王者が不在となり、海外メディアは“新世界王者”となる優勝候補に日本の宇野昌磨(トヨタ自動車)を挙げている。
チャン、フェルナンデスに続き、羽生の欠場で直近7年の王者不在の大会に
平昌五輪でフィギュアスケート男子シングル66年ぶりの連覇を果たした羽生結弦(ANA)が右足首の治療などのために21日開幕の世界選手権(イタリア)を欠場することが決まった。大会連覇がかかった王者が不在となり、海外メディアは“新世界王者”となる優勝候補に日本の宇野昌磨(トヨタ自動車)を挙げている。
強心臓を誇る日本の20歳が、世界王者の称号を手に入れる。羽生の欠場を受け、注目が集まる優勝の行方。米メディアは「Shoma Uno」の名前を挙げている。
米スポーツ専門局「NBC」は、2度優勝している前回覇者・羽生の欠場を伝えた上で「今年はハビエル・フェルナンデスもそうだが、トップスケーターは五輪直後に控える世界選手権を休養の機会に充てることが度々ある」と言及。すでに欠場を表明している平昌五輪銅メダリストのフェルナンデスを引き合いに出し、有力選手欠場の背景を報じている。
さらに今大会はパトリック・チャン(カナダ)も欠場している。直近は11~13年がチャン、15、16年がフェルナンデス、14年と17年が羽生と3人でタイトルを分け合っていたため、過去7年間の優勝者が不在。新王者の誕生が確実の大会となりそうだ。記事では、V候補争いについても言及している。