渋野日向子、全身「誰にも染まらない白」統一で首位浮上「やべーミスもほぼなく安定」
首位で迎える最終R「欲をかかずにやっていきたい」
プレーの充実で、言葉はいつも以上に滑らかだ。第1Rで着た上下黒のウェアから一転、キャップからシューズまで全身「白」に統一したことを問われると、「『誰にも染まりませんよ』という白です」。今大会中のリラックス法は「移動中に車の中でポケモンGOをやっています。今、ハロウィンのバージョンなんです」と語り、会見場をほのぼのとさせた。
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もっとも、最終Rを首位で迎える緊張感はある。国内ツアーでは、初優勝を飾った19年5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」以来で、その際もペ・ソンウと並んでいた。海外ツアーでは、昨年12月の全米女子オープン(最終成績4位)でも経験している。
「緊張すると思います。気にしたくないですが、気にせざるを得ないですし、1打1打、必死にやるしかないと思います。ただ、全米女子オープンの時は今とは比にならない緊張でした。あの時と比べれば落ち着いてできると思いますし、欲をかかずにやっていきたいです」
その上で、避けていた「ホールインワン」についても、「明日はいいんじゃないですか。ありがたいことに予選も通過したので」と解禁宣言。2日間を振り返って、「やべーミスもほぼほぼなくて、安定しています」と胸を張った。国内ツアー通算6勝目へ。渋野が技術と「ゴルフ脳」をフル回転して頂点を目指す。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)