真っ赤なトルソワ、3AなしでSP首位 米記者は進化実感「パワー向上」「バタつきない」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカは23日(日本時間24日)、女子ショートプログラム(SP)でアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が77.69点を獲得し、首位に立った。3回転アクセルなしでの好演には米記者などから「素晴らしい芸術性」「パワーとエッジは確実に向上」などと称賛が寄せられている。
スケートアメリカ女子SPで自己ベストを記録
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカは23日(日本時間24日)、女子ショートプログラム(SP)でアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が77.69点を獲得し、首位に立った。3回転アクセルなしでの好演には米記者などから「素晴らしい芸術性」「パワーとエッジは確実に向上」などと称賛が寄せられている。
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赤い髪色に赤い衣装で、17歳トルソワが見事な滑りを披露した。体を柔らかく、大きく使って演技。冒頭の2回転アクセル、後半の3回転ルッツ―トウループの連続ジャンプを決めるなど、自己ベストを記録した。
初戦で好発進を決めたトルソワ。五輪公式サイトは「トリプルアクセルを跳んでいないのにも関わらず、トルソワがSPで首位に立った」と記事で掲載。「3つの綺麗なジャンプ、そして素晴らしい芸術性で77.69点というトップスコアを残した。これにより、ダリア・ウサチョワとクセニア・シニツィナと共にロシアの1-2-3フィニッシュを形成した」と演技を称えた。
また米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏も自身のツイッターで「彼女の試合を(ライブで)何年間か見ていなかったが、パワーとエッジは確実に向上していると感じる。このSPでそれを実現していた。ステップ・シークエンスもかつてのようにバタつくこともなかった」などと伝えた。
(THE ANSWER編集部)