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王者チェンが頭を抱える まさかのSP転倒4位に米記者も驚き「消沈具合を考えると…」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカは22日(日本時間23日)、男子ショートプログラム(SP)が行われ、昨年優勝のネイサン・チェン(米国)が82.89点で4位スタートとなった。転倒もあり出遅れた王者に米記者も「2018年以来最低のSPかも」などと驚きを示している。

ショートプログラムを終えて、82.89点の4位にとどまったネイサン・チェン【写真:AP】
ショートプログラムを終えて、82.89点の4位にとどまったネイサン・チェン【写真:AP】

スケートアメリカSPでまさかの4位

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカは22日(日本時間23日)、男子ショートプログラム(SP)が行われ、昨年優勝のネイサン・チェン(米国)が82.89点で4位スタートとなった。転倒もあり出遅れた王者に米記者も「2018年以来最低のSPかも」などと驚きを示している。


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 思わぬSPとなった。チェンは冒頭の4回転ルッツで転倒。一瞬、会場全体が息を呑んだ。3回転アクセルは決めたものの、続くコンビネーションジャンプでもミス。97.43点で首位に立ったヴィンセント・ジョウ(米国)に15点近く離され、演技後には頭を抱えるシーンも見られた。

 チェンの出遅れには米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏も驚いたようで、「2018年以来最低のショートプログラムかもしれない」とツイート。宇野昌磨(トヨタ自動車)に次ぐ2番目の高得点を得た演技構成点については「スケート中の彼の意気消沈具合を考えるとかなり寛大だ」とコメントしていた。

 SPは2位に89.07点で宇野、3位には84.52点のジミー・マー(米国)がつけた。佐藤駿(フジ・コーポレーション)は80.52点で5位だった。

(THE ANSWER編集部)

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