小平奈緒、五輪後初戦で圧巻26連勝 オランダメディア脱帽「圧倒的な差を叩き出す」
平昌五輪女子スピードスケート500メートル金メダルの小平奈緒(相沢病院)が3日、中国・長春で行われている世界スプリント選手権で、金メダル後初レースに臨み、500メートル1本目で37秒23をマーク。21選手中堂々の首位で、同種目26連勝を飾った。
金メダリストとして初のレースに臨み、得意の500メートルで26連勝
平昌五輪女子スピードスケート500メートル金メダルの小平奈緒(相沢病院)が3日、中国・長春で行われている世界スプリント選手権で、金メダル後初レースに臨み、500メートル1本目で37秒23をマーク。21選手中堂々の首位で、同種目26連勝を飾った。1000メートルでも4位で総合首位に立ち、2連覇へ向け好発進を決めた。スピードスケート大国のオランダメディアは絶対女王の強さを称賛している。
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「コダイラは500メートルで圧倒的な差を叩き出す」と報じたのはオランダテレビ局「Nos」だった。
2大会連続の総合優勝の期待のかかる「Nao Kodaira」のあまりの強さは王国メディアも素直に脱帽していた。
「ナオ・コダイラは中国・長春で行われている世界スプリント選手権ですでに優位に立った。37秒23のタイムで、日本人選手は大きな差をつけた」
記事ではこう報じている。2位アンゲリナ・ゴリコワ(ロシア)は37秒78。平昌五輪1000メートルで小平を破って金メダルを獲得したヨリン・テルモルス(オランダ)は37秒97で3位だった。
小平は2014年ソチ五輪後には2年間オランダに滞在し、スピードスケート王国で武者修行し、オランダ語も堪能。オランダメディアからも大会中に大きな注目を集める人気者だった。平昌五輪で叩き出したオリンピック新記録の36秒94を上回ることはできなかったが、五輪後の疲労をものともしない圧巻のスピードで、王国を震撼させている。
4日には2本目が行われ、総合優勝が決まる。
(THE ANSWER編集部)