体操・橋本大輝、初Vへ床2位発進 “内村超え”の最年少Vで五輪と個人総合2冠なるか
体操の世界選手権は22日、福岡・北九州市立総合体育館で男子個人総合決勝が行われ、東京五輪個人総合&鉄棒2冠の橋本大輝(順大)が最初の床運動14.833点で2位発進した。20歳2か月での世界体操Vとなれば、09年内村航平(ジョイカル)の20歳9か月を超える日本人最年少。“内村超え”で五輪との2冠を達成できるか注目が集まる。
世界体操男子個人総合
体操の世界選手権は22日、福岡・北九州市立総合体育館で男子個人総合決勝が行われ、東京五輪個人総合&鉄棒2冠の橋本大輝(順大)が最初の床運動14.833点で2位発進した。20歳2か月での世界体操Vとなれば、09年内村航平(ジョイカル)の20歳9か月を超える日本人最年少。“内村超え”で五輪との2冠を達成できるか注目が集まる。
橋本は大きなミスもなく、演技を終えた。会場のファンは拍手で後押し。最後の着地も落ち着いて決め、両拳を突き上げた。予選2位の21歳・張博恒(中国)が最大のライバルとなる。橋本と同じ組で演技し、床運動は14.883点の首位でスタートした。
橋本は19歳で臨んだ東京五輪では、史上最年少で個人総合金メダリストになり、鉄棒も制した。8月7日に誕生日を迎え、20日の予選で個人総合首位発進。金メダルを獲得した東京五輪の決勝スコア88.465点に迫る88.040点だった。種目別の鉄棒、床運動、鞍馬、平行棒でも決勝に進出。24日の種目別決勝では、鉄棒で内村と初の直接対決となる。
(THE ANSWER編集部)