松山英樹「マスターズが10としたら1もない」 不調実感も2年ぶり日本開催「楽しみ」
19年大会はウッズとV争い「貴重な経験でした」
――新しいシーズンが始まって今季はどんな目標を。
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「正直、昨シーズンはなかなかトップ10にも入れなかったですし、マスターズでの優勝はうれしかったですけど、安定性が全くなかったんで、今年はその安定性を出していけたらなと思っていましたが、そう言い難いプレーが続いているので、今週はいいきっかけとして、いいプレーができるように頑張りたいです」
――調子が良くないというのは、ショット面か。
「ショットもパットもアプローチもそうですけど、全部が自分の求めているレベルというか、マスターズが10としたら1もない状態なので、苦しい戦いが強いられるかなと思いますけど、日本での開催ですし、少しでもいいところで回れるように頑張りたいと思います」
――2年前の19年大会では2位フィニッシュ。日本に戻ってきての意気込みは。
「いいプレーをすれば、優勝するチャンスもあると思いますし、少しでもファンの人にいいプレーを見せれるように頑張りたいと思います」
――コースの印象は。
「あまり変わっていないのかなという印象ですけど、今年はグリーンが速く仕上がっていると思うので、よりフェアウェーからのショットが求められると思います。ティーショットとグリーン周りがすごく大事かなと思います」
――この大会が(日本で開催されると)決まったとき「前回の順位を上回ることが目標」と話していた。そのために必要なことは。
「自分のベストのプレーをすることが一番大事だと思うので、そうなるように頑張りたいと思います」
――19年大会では、優勝争いをしたタイガー・ウッズがツアー歴代最多勝利記録の82勝に並んだ。
「タイガーと優勝争いをするということは貴重な経験でしたし、何とか82勝目を阻止しようと、最後の6ホールは頑張ったつもりでしたけど、全然およばなかったですし、そういうところでいろんなマネージメントの仕方というか、選手を見てこう攻めるとかそういうところで、勉強になったとは感じました」
(THE ANSWER編集部)