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カシメロをドネアが手助け 同じ興行会社に移籍と海外報道「ギボンズと対立している」

ボクシングのWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)は、12月11日に同級1位ポール・バトラー(英国)との指名試合を行うと報じられている。米メディアによると、カシメロは興行会社「MPプロモーションズ」から「プロべラム」に移籍。「プロベラム」に所属するWBC同級王者のノニト・ドネア(フィリピン)が、カシメロを加えるよう代表に勧めたと伝えられている。

ノニト・ドネア(右)とジョンリエル・カシメロ(撮影は2021年6月)【写真:Getty Images】
ノニト・ドネア(右)とジョンリエル・カシメロ(撮影は2021年6月)【写真:Getty Images】

米メディア「新しいプロモーターを見つける為のサポートをした」

 ボクシングのWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)は、12月11日に同級1位ポール・バトラー(英国)との指名試合を行うと報じられている。米メディアによると、カシメロは興行会社「MPプロモーションズ」から「プロべラム」に移籍。「プロベラム」に所属するWBC同級王者のノニト・ドネア(フィリピン)が、カシメロを加えるよう代表に勧めたと伝えられている。


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 米専門メディア「ボクシングシーン.com」は「ドネアがカシメロのプロベラムとの契約をサポート。カシメロ対バトラーは12月11日に実現か」との見出しで記事を掲載している。

 ドネアとカシメロは8月に対戦予定だったが、カシメロがドーピング検査拒否を示唆したことを引き金に、ドネアが試合をキャンセルしていた。記事では「ドネアはカシメロの謝罪を受け入れたわけではない」としているものの、「ドネアは同じフィリピン人(カシメロ)が新しいプロモーターを見つける為のサポートをしたようだ」と伝えている。

 プロべラムはカシメロ―バトラー戦を10万5000ドル(約1170万円)で入札し、開催権を獲得していた。格安報酬が母国でも注目されていたが、記事ではこの度、ドネアがプロべラムの代表を務めるリチャード・シェーファー氏に「カシメロの名前を加えるように勧めた」と記されている。

 今回の記事では「カシメロの弟でトレーナーであるジェイソン・カシメロがMPプロモーションを離脱し、プロベラムに移籍したことを認めた」とも伝えられている。フィリピンのテレビ局の「ABS-CBN」は今月12日の記事で、「MPプロモーションズ」のプロモーター、ショーン・ギボンズ氏との関係について「カシメロはギボンズと対立していると言われている」と伝えていた。

(THE ANSWER編集部)


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