渋野日向子「新しい渋野日向子に変わっていくのを確かめたい」 前週復活Vも自然体
女子ゴルフの国内ツアー・富士通レディースは15日、千葉・東急セブンハンドレッドCで開幕する。前週のスタンレーレディスで約1年11か月ぶりに優勝した渋野日向子(サントリー)が14日、前日会見に臨み「目の前の一打に集中したい」などと抱負を語った。
富士通レディースは15日開幕
女子ゴルフの国内ツアー・富士通レディースは15日、千葉・東急セブンハンドレッドCで開幕する。前週のスタンレーレディスで約1年11か月ぶりに優勝した渋野日向子(サントリー)が14日、前日会見に臨み「目の前の一打に集中したい」などと抱負を語った。
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スタンレーレディスでは4人によるプレーオフを制し、復活Vに涙を見せた渋野。今大会は初出場だが、コースの印象については「グリーンがかなり速い。ラフも長くはないが、根が強そう。入ったら難しそうだという印象でした」と語った。
国内ツアーは4戦連続トップ10入りと好成績が続いている。「やることは変わらず、目の前の一打に集中して。ちょっとずつドライバーも振れるようになっている。春の飛距離とは変わってきている」と現状を分析した。
初日は前年大会優勝者の申ジエ(韓国)、ツアー未勝利ながら賞金ランク5位につける西郷真央と同組だ。ツアー4勝を記録した2019年も、2週連続優勝はない。「優勝した次の週は変にプレッシャーかかることが2年前はあったが、今は感じていない。予選を通過し、決勝ラウンドに臨みたい」と自然体だ。
前週の復活Vについては「初優勝とか、全英の優勝に比べると、考えることの多い優勝だったと思う。私の中では一番感慨深い出来事だったと思います」と語る一方、「優勝で何かが変わることはないし、調子に乗ることもない。ちょっと自信につながると思うくらいで、今やっていることを継続することが大事だと思う」と話した。
一躍スターとなった2019年。これまでは当時の自分が基準となっていたこととも語り、「(基準が)2021年の自分に変わっていってほしいという願いもあるし、新しい渋野日向子に変わっていっているというのを確かめたい」と優勝を機にさらに成長したい思いも口にした。
国内ツアーは当初、11月18日開幕のエリエールレディスを最後の出場とする予定だったが、最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップも出場を「考え中」と明かした。「毎週上位で終えることが安定感に繋がる。欲をかくと、トップ10以内をずっと続けていけたら」と目標を口にした。
(THE ANSWER編集部)