スタンレーレディスで約1年11か月ぶりに優勝

　女子ゴルフの渋野日向子（サントリー）が国内ツアー・スタンレーレディスで約1年11か月ぶりの優勝を果たした。4人のプレーオフの末に優勝が決まった瞬間は涙を流したが、優勝インタビューでは晴れやかな表情に安堵の笑みも見せた。周囲への感謝も伝わる4分38秒間の映像を日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）が公開すると、「苦悩を感じました」「やっと見れた笑顔」などとコメントが寄せられている。

　白のウェアにネイビーのキャップ姿でマイクの前に立った渋野。「久しぶりのプレーオフでしたし、緊張感ある中の優勝争いも久しぶり。優勝するのも2年ぶりだったので、プレーオフはすごく緊張したんですが、最後まで自分らしくプレーできたと思います」としっかり前を見据えて話した。

　笑顔を見せながらも、これまでの2年間の苦労も振り返りつつインタビューに臨んだ渋野。「こんなに嬉しい気持ちで終われるとは思っていなかった。また来週から気を引き締めて頑張ります」と抱負を口にし、感謝とともに5分近い優勝インタビューを締めた。

　実際の映像をJLPGA公式インスタグラムが公開。安堵の様子も伝わる久々の優勝インタビューにはファンから「かわいいしぶこから、かっこいいしぶこに変貌を遂げた瞬間を見た！」「日向子さんの苦悩を感じました」「やっと見れたしぶこの笑顔　泣けたし励みになりました」「やっぱり、しぶこが一番」「インタビューの受け答え、最後の挨拶、素晴らしい」「貴女の自然な笑顔を見られるように応援してます」などと反響が集まっている。