進退揺れるサッカー森保監督 決戦前に敵将から同情「監督業は気まぐれなものさ」
サッカー日本代表は12日、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦(埼玉スタジアム2002)に臨む。1勝2敗の苦境に立たされ、進退も揺れている森保一監督。決戦を前に、敵国の指揮官は「監督業はどれだけ気まぐれか」と同情の声を上げている。
オーストラリアのアーノルド監督、森保監督を擁護「素晴らしい仕事をした」
サッカー日本代表は12日、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦(埼玉スタジアム2002)に臨む。1勝2敗の苦境に立たされ、進退も揺れている森保一監督。決戦を前に、敵国の指揮官は「監督業はどれだけ気まぐれか」と同情の声を上げている。
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同業者ならではの視点なのかもしれない。グループBを3連勝で首位のオーストラリア。同国代表のグラハム・アーノルド監督のコメントを伝えたのはオーストラリア紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」だ。
同組3位の日本代表は、負ければグループリーグ突破に向け、さらに厳しい立場に立たされる。記事では、瀬戸際の森保監督について「サッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)に敗れれば解任される可能性もある」と報道。アーノルド監督は「彼は素晴らしい男だ」と語った上で、「監督業がどれだけ気まぐれかが表れている例さ」と強調し、このように話したそうだ。
「モリヤスは日本にとって素晴らしい仕事をしてきた。しかし、2試合ほど負ければ、監督はこうした状況に陥る可能性があるもの。自分も全く同じ。だから私は一試合ずつ、一合宿ずつ、その瞬間を楽しんでいるのだ」
アーノルド監督は現役時代、1997年から98年までサンフレッチェ広島でプレー。森保監督ともチームメイトだった。敵将ながら、元同僚の苦難には想うところがあるのかもしれない。
(THE ANSWER編集部)