大谷翔平らの確信バット投げは「より推奨される」 “新文化”先導役の1人と米指摘
今季46本塁打を放った米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手。豪快な一発の際、時折出るのが“バットフリップ”だ。一塁にゆっくりと向かい、右手でポンとバットを放り投げるという風格漂う姿も見られたが、米メディアはこのバットフリップが受け入れられる“新文化”になりつつあると指摘。パドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手らともに大谷の名前も挙がり「新時代の先導役」と注目している。
かつては控えめであるべきとの美徳も…米メディアが変容を紹介
今季46本塁打を放った米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手。豪快な一発の際、時折出るのが“バットフリップ”だ。一塁にゆっくりと向かい、右手でポンとバットを放り投げるという風格漂う姿も見られたが、米メディアはこのバットフリップが受け入れられる“新文化”になりつつあると指摘。パドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手らともに大谷の名前も挙がり「新時代の先導役」と注目している。
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大谷は確信の一発を放った際、一塁へ向かいながらも右手でバットを投げるように離すことがある。派手ではないものの、強打者の風格を感じさせる姿だ。7月に37号を放った際には、いつもより少しだけ遠くにバットを投げたが、表情は変わることなくゆっくりと走り出していた。
もっとわかりやすく、ド派手にバットを投げるタティスJr.らもいるが、スポーツやビジネスの米ニュースサイト「ボードルーム」はバットフリップについて触れた記事を掲載。野球黎明期の美徳・信条が近年まで長く、強く保たれてきたことを紹介し、それは「選手のセレブレーションを控えめにすることだ。感情は抑えるべきものだった」としている。
しかし、ツイッターなどによりバットフリップが注目を浴び、状況が変化してきたことにも言及。2015年地区シリーズでブルージェイズのホセ・バティスタが7回に勝ち越し3ランを放ち、豪快にバットをぶん投げたことも大きなきっかけとなり、セレブレーションに対する見方が変わってきたとも指摘している。
同メディアは「ティム・アンダーソン、フェルナンド・タティスJr、ショウヘイ・オオタニなどの若い選手がバットフリップが定期的に行われる新時代の先導役だ。より熱狂的なセレブレーションは、どんどん受け入れられていくだけでなく、推奨される」ともつづっている。
(THE ANSWER編集部)