勝みなみ、メジャー初優勝に感激 本人驚きの6打差圧勝「ほんっっとに嬉しいです!」
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン最終ラウンド(R)が4日、栃木・烏山城CC(6550ヤード、パー71)で行われた。単独首位で出た勝みなみ(明治安田生命)が6バーディー、1ボギーの66で回り、通算14アンダーで悲願のメジャー大会初優勝を達成した。6打差の2位タイは上田桃子(ZOZO)、西郷真央(大東建託)が入った。
日本ジュニア、日本女子アマ、日本女子オープンローアマに続く4冠達成
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン最終ラウンド(R)が4日、栃木・烏山城CC(6550ヤード、パー71)で行われた。単独首位で出た勝みなみ(明治安田生命)が6バーディー、1ボギーの66で回り、通算14アンダーで悲願のメジャー大会初優勝を達成した。6打差の2位タイは上田桃子(ZOZO)、西郷真央(大東建託)が入った。
勝は上位が思うように伸ばせない展開の中、前半だけでスコアを3つ伸ばすなど、圧巻のプレーで逃げ切った。15年日本女子ゴルフのローアマを獲得し、14年日本ジュニア、15年日本女子アマを制しており、宮里藍、諸見里しのぶに続く4冠の快挙も達成した。
5000人を上限に認められた観客の前に立ち、優勝インタビューを受けた勝は「今年はメジャー大会を勝ちたいという目標を立ててやっていたので、勝ててほんっっとに嬉しいです!」と歓喜の声を上げた。
「最終日最終組で経験上、あまりスコアを伸ばせないことが多かったので、粘りのゴルフをしっかりとして、獲れるところを獲って上位を目指そうとしていたけど、結構バーディーを獲れたので、そのまま勢いに乗れたかなというゴルフでした」
5年前は予選落ちしたコースで4日間、60台でプレー。「まずは4日間、回り切ること目標にしていた。まさか、4日間とも60台で結構グリーンも傾斜があったり、難しいピンポジだったかと思うけど、攻略できたかなと思ったのですごくうれしい」と本人も驚きの様子だった。
それでも、今後に向けて目標を問われると気を引き締めた。「まだまだシーズンは終わっていない。この大会優勝したので、また優勝できるように頑張りたい」と語り、大きな声援を浴びた。
メジャー大会は初優勝。2014年のKKT杯バンテリンレディスオープンでLPGAツアー史上最年少記録(15歳293日)を樹立して優勝し、一躍注目を浴びる存在となり、ツアー通算5勝を積み上げた。メジャータイトルには縁がなかったが、ついに悲願を成就させた。
(THE ANSWER編集部)