ワイルダーの顔がぐにゃり、フューリーの仰向けダウン、両者の屈辱的シーンに注目

　ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチが9日（日本時間10日）、米ラスベガスで行われる。王者タイソン・フューリー（英国）と前王者デオンテイ・ワイルダー（米国）の3度目の対戦。両者はSNSに互いの“悲劇写真”を投稿し、挑発合戦を繰り広げると、海外ファンは「唇がベーコンみたいだ」と熱くなっている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　早くもSNSで火花を散らした。仕掛けたのはフューリーだ。自身のツイッターにパンチで顔がひん曲がったワイルダーの画像を投稿。顎がずれ、ダメージを負った瞬間がよくわかる。屈辱的な1枚だ。すると、この14分後に今度はワイルダーが応戦した。フューリーがリング上で仰向けにダウンしたシーンの画像を投稿。「眠る時間だ」と文面に記し、無様な姿を見せつけている。

　過去2戦の激闘で生まれたシーンに対し、海外ファンは興奮気味だ。フューリーの投稿に「これ最高」「彼を終わらせてくれ」「この写真大好き」「唇がベーコンみたいになってる」などと笑った様子のコメントが集まれば、ワイルダーの投稿にも「また爆弾を打ちこめ！」「この光景を見るだろう」「フューリーを破壊してくれ」「フューリーを倒せる唯一の男」と、負けじと後押しの声が殺到している。

　初対戦の2018年は引き分け。昨年2月の第2戦はフューリーが7回TKOで勝利を収めた。今回はいつもトラッシュトークで盛り上げるフューリーにワイルダーが乗ってきた格好となった。完全決着か、五分になるのか。決戦まで残り1週間だ。