24日の男子カーリング決勝で米国が勝利も渡された金メダルはなんと女子用だった

　平昌五輪男子カーリングでアメリカが決勝戦でスウェーデンを10-7で撃破し、同国史上初となるカーリングでの金メダルを手にした。歓喜の男たちは表彰台で一番輝くメダルを手にしたが、前代未聞の手違いに巻き込まれて話題になっている。米テレビ局「NBCニューヨーク」などが報じている。

　対戦相手の2つのストーンを一投で弾き出すダブルテイクアウトという妙技を武器に頂上にたどり着いたチームUSAは表彰式で金メダルを授かった。

　表彰台では誇らしげに胸の金メダルと笑顔を輝かせたが、その笑顔は降壇後に曇ったという。それもそのはず。金メダルの裏には「女子カーリング金メダル」と刻印されていたというのだ。

　なんと男子カーリングの金メダルを手にできたのは控えのジョー・ポロだけだった。

　主催者側のミスで違う金メダルを与えられたチームUSAだが、女王用の金メダルは回収され、交換されたという。

　まさかのメダルの取り違え事件。様々のアクシデントに見舞われた平昌五輪の最後に、またまた珍事が起きてしまった。