キム・ボルム、続く議論の決着は… “笑顔なき銀”の後に残った祝福と批判
平昌五輪は25日、全種目が終了。夜には閉会式が行われ、冬の祭典は幕を閉じた。24日行われた、スピードスケート新種目の女子マススタートでは高木菜那(日本電産サンキョー)が今大会2つ目の金メダルを獲得。一方で“笑顔なき銀メダリスト”のキム・ボルムも話題を集めている。
キム・ボルムへの同情と批判の声、議論は続く…
平昌五輪は25日、全種目が終了。夜には閉会式が行われ、冬の祭典は幕を閉じた。24日行われた、スピードスケート新種目の女子マススタートでは高木菜那(日本電産サンキョー)が今大会2つ目の金メダルを獲得。一方で“笑顔なき銀メダリスト”のキム・ボルムも話題を集めている。国内メディアから同情論も浮上する中で、議論は続いている。
19日のチームパシュートで最後尾を滑っていたノ・ソンヨン選手を置き去りにしたことが、批判を受けたキム・ボルム。国民の怒りを買った。マススタートで銀メダルを獲得したが、レース直後には、観客席へ向かって、涙を浮かべ跪いて頭を下げた。表彰式でも笑顔はなかった。
議論が続く中で、韓国紙「世界日報」が現状を伝えている。
「相変わらずキム・ボルムに対する非難する意見が多いのは事実である。青瓦台(大統領府)国民申請掲示板には『キム・ボルムの銀メダルをはく奪しろ』『キム・ボルムに賞金を支給するな』などの書き込みも上がった」
だが、一方でこうも伝えている。
「今回の銀メダルで彼女に対して同情する世論も確実に現れた。『キム・ボルム選手国家代表はく奪反対、悪質書き込み団の人を処罰』『魔女狩りを反対する』『自分の子供のような気持ちで慰めて』などの意見もあった」