渋野日向子、米5勝の畑岡奈紗に「凄い」連発 同い年の強さとは「そこに違い感じる」
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープンは30日から4日間、栃木・烏山城CC(6550ヤード、パー71)で行われる。渋野日向子(サントリー)は29日、練習ラウンドで最終調整。前週、米ツアー通算5勝目を挙げた同い年の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)の凄さを語った。
日本女子オープンが30日開幕
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープンは30日から4日間、栃木・烏山城CC(6550ヤード、パー71)で行われる。渋野日向子(サントリー)は29日、練習ラウンドで最終調整。前週、米ツアー通算5勝目を挙げた同い年の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)の凄さを語った。
渋野と畑岡は1998年度生まれの黄金世代と呼ばれる学年。畑岡は前週、2日連続ホールインワンを達成して勝ち切った。SNSで結果を知った渋野は、「刺激を受けたか」と問われ「もちろんです」と即答。早くも米5勝目を挙げた畑岡について「凄い」を連発した。
「2日連続ホールインワンをして勝ち切るところが本当に凄い。私がホールインワンをした試合は予選落ち。比べちゃいけないけど、そういうところで違いを感じる。2日連続ホールインワンってやることないですし、凄いこと。その中でちゃんと自分のゴルフをして、勝ち切っているのが私からしたら凄い。しかも2位と1打差で、シビアな最終組で勝てるメンタルの強さはやっぱり凄いなと思います」
2016年大会と同じコースの今大会。当時アマチュアだった17歳の渋野は、通算18オーバーの108位で予選落ちした。第2日は1バーディー、10ボギー、3ダブルボギーの大叩き。一方、畑岡はアマチュア優勝を達成し、差を見せられた。しかし、渋野も畑岡が手にしていない海外メジャー優勝を19年に達成。この日は、同世代の活躍に「早くアメリカに行きたいなって思いました」と海外志向を募らせた。
19年11月以来優勝から遠ざかるが、直近2試合は4位、8位と上位でフィニッシュ。「長いゴルフ人生の中で一度は勝ちたいと思う試合です」と日本No.1女子ゴルファーを決める国内メジャーを見据えた。
(THE ANSWER編集部)