韓国のキム・ボルムは涙の銀 団体追い抜きでの“内紛騒動”が話題に
平昌五輪は24日、新種目のスピードスケート女子マススタート決勝が行われ、優勝候補の韓国のキム・ボルムは銀メダルだった。キムは女子チームパシュート(団体追い抜き)のメンバーの一人で、同競技でのチーム内“不和”が話題になっていた。
批判を受けたパシュートメンバーの一人、韓国のキム・ボルムは銀メダルで涙
平昌五輪は24日、新種目のスピードスケート女子マススタート決勝が行われ、優勝候補の韓国のキム・ボルムは銀メダルだった。キムは女子チームパシュート(団体追い抜き)のメンバーの一人で、同競技でのチーム内“不和”が話題になっていた。
キムは終盤まで体力を温存、残り3周でペースを上げると、最後は高木菜那との激しいデッドヒートの末、2位で入線。銀メダルを獲得した。
キムは、チーム内の“内紛騒動”が話題になっていた女子チームパシュートのメンバー。パシュートは準々決勝で敗退したが、このマススタートではメダル候補に挙がっていた。
パシュートでの騒動で韓国国民の怒りを買っていたキム。レース後は観客席へ向かって、頭を下げた。その表情には笑顔はなく、涙だった。
【マススタート】今大会からの新種目。1周400メートルのトラックを16周し、計6400メートルで勝負が決する。1周目は加速が禁止で、2週目から本格的にレースがスタート。順位は得点によって決定。4周通過ごとに上位3選手に得点(1位5点、2位3点、3位1点)が与えられ、ゴール順位の得点(1位60点、2位40点、3位20点)と合算して最終順位が決まる。
(THE ANSWER編集部)