カーリング日本に意外な男がエール 闘莉王が熱弁「サッカーとも通じる部分ある」
闘莉王が感じる“読み”の面白さ「すごく戦術的なスポーツ。全部、興味深い」
「カーリングは見始めたのは最近。ルールも全部、把握していないけれど、本当に面白い。すごく戦術的なスポーツ。何よりも読みが大事になる。スイープする人も頑張っているし、チームプレーという部分も素晴らしい。コーチングも重要になる。この一投がその先に一投につながる布石という部分も個人的に見ていて、全部、興味深い」
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男女カーリング代表の熱戦を見つめたという。昨季は途中からFWとして起用されることが多く、リーグ戦15ゴールを叩き出したが、本来はDF。最終ラインからノールックパス、ピンポイントパスを繰り出すなど、ゲームメーカーとしても高い資質を持っている。戦術眼にも定評がある名手。闘莉王にとっても刺激を受ける部分は多いという。
「カーリングは氷の状況を見なければいけない。いつも同じ氷の状況でストーンは滑っているわけではない。状況判断も鍵になる。サッカーとも通じる部分はある。何が凄いか、それはリスクマネジメント。もし、プランAがダメになった時にどうするか。敵のストーンへの当たり方、コース次第で、チームとしてプランBも常に用意している。あれは面白いよ」
予定していた戦術が機能しない場合の臨機応変に切り替える。カーリングの引き出しの多さ、リスクマネジメントという部分に闘将は感銘を受けていた。