カーリング日本に意外な男がエール 闘莉王が熱弁「サッカーとも通じる部分ある」
平昌五輪のカーリングで日本女子の「LS北見」は史上初の準決勝進出を決め、23日に地元・韓国と対戦することになった。勝てばメダルという偉業に挑むチームに意外な男がエールを送っている。サッカー元日本代表でJ2京都サンガF.C.のDF田中マルクス闘莉王だ。
「今回、五輪で唯一見ている」、闘将が「氷上のチェス」に魅了された理由
平昌五輪のカーリングで日本女子の「LS北見」は史上初の準決勝進出を決め、23日に地元・韓国と対戦することになった。勝てばメダルという偉業に挑むチームに意外な男がエールを送っている。サッカー元日本代表でJ2京都サンガF.C.のDF田中マルクス闘莉王だ。
闘莉王はサッカー以外のスポーツにもアンテナを張っている。中学時代はバレーボールでブラジル・サンパウロ州の地区大会に出場。今でも時間が合えば、プロ野球を見ることもある。16年リオデジャネイロ五輪ではテレビ局の特別解説者を務める間、柔道、競泳を現地で観戦した。
それでも、闘莉王にとって、冬季五輪はこれまで縁遠い存在だったという。
「自分の育ったブラジルでは冬季五輪はテレビ放送されるけれど、見る人はほとんどいない。ブラジルではスケートリンクもなければ、雪もほとんど降らないので、そもそもブラジルにはウィンタースポーツという概念が乏しい。(冬季五輪にブラジルから)何人か出ているけど、アメリカに行って練習できる経済力のある人ができるスポーツという印象が強い」
16歳で来日後、冬季五輪をあまり見たことがなかったという闘将だが、「今回、五輪で唯一見ている」と語るスポーツがある。それが「氷上のチェス」と呼ばれるカーリングだ。25日のJ2開幕戦の本拠地・町田ゼルビア戦に向けた準備の合間にテレビで観戦。意外なほどの面白さに引き込まれたという。