無観客で輝いたイ・ボミのスマイル! 59位→10位急浮上、要因は「第1R後の練習場」
女子ゴルフ国内ツアーのメジャー大会、日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯の第2ラウンド(R)が10日、茨城・静ヒルズCC(6680ヤード、パー72)で行われた。元賞金女王のイ・ボミ(延田グループ)が、7バーディー、2ボギーの67で通算4アンダー。第1Rの59位タイから10位タイに順位を上げた。
賞金ランク81位でシード確保ピンチも「今は成績考えずに」
女子ゴルフ国内ツアーのメジャー大会、日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯の第2ラウンド(R)が10日、茨城・静ヒルズCC(6680ヤード、パー72)で行われた。元賞金女王のイ・ボミ(延田グループ)が、7バーディー、2ボギーの67で通算4アンダー。第1Rの59位タイから10位タイに順位を上げた。
最終18番パー4。イ・ボミが3メートルのパーパットを放つと、ボールはジャストタッチでカップインした。「GO!」と声を出して念じたキャディーとグータッチ。無観客の会場にボミスマイルが輝いた。
イ・ボミは、会見でも笑顔で「ショットが良くなりました」と振り返った。前日の第1R後は不調だったが、練習場レンジでショットを打つ選手たちの後ろ姿を見ながら、ふと気づいたという。
「みんな顔が残っている。比べて、私は前に突っ込んで残っていないと思いました。だから、(ボールが)滑って全然飛ばないんだと」
早速、自身も試すと劇的にショットが改善。ドライバーの飛距離も好調時に戻り、グリーンを狙うショットはピンに絡み、4連続を含めて7バーディーを積み上げた。「今日は何も考えず、それだけをやりました」
ツアー通算21勝。2015年、16年の賞金女王も今季は、賞金ランク81位で賞金シード確保のピンチ。それでも、「今は成績を考えず、いいプレーだけをしたいです」と言葉に力を込めた。
(THE ANSWER編集部)