初のメジャーVへ、勝みなみが単独首位 3年連続予選落ちの大会で慎重「まずは通過を」
女子ゴルフ国内メジャー・日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯の第1ラウンド(R)が9日、茨城・静ヒルズCC(6680ヤード、パー72)で行われた。初のメジャー優勝を狙う勝みなみ(明治安田生命)が66で回り、6アンダーで単独首位に立った。4連続を含む7バーディーで1ボギー。平均260ヤードのドライバーショットを武器に、コースを攻略した。2位は、2打差の4アンダーで濱田茉優(伊藤園)と菊地絵理香(フリー)。今季7勝の稲見萌寧(都築電気)は、70の2アンダーで11位タイにつけ、約1か月ぶりの国内戦になった渋野日向子(サントリー)は、72のイーブンパーで42位タイだった。
飛距離のアドバンデージでコース攻略
女子ゴルフ国内メジャー・日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯の第1ラウンド(R)が9日、茨城・静ヒルズCC(6680ヤード、パー72)で行われた。初のメジャー優勝を狙う勝みなみ(明治安田生命)が66で回り、6アンダーで単独首位に立った。4連続を含む7バーディーで1ボギー。平均260ヤードのドライバーショットを武器に、コースを攻略した。2位は、2打差の4アンダーで濱田茉優(伊藤園)と菊地絵理香(フリー)。今季7勝の稲見萌寧(都築電気)は、70の2アンダーで11位タイにつけ、約1か月ぶりの国内戦になった渋野日向子(サントリー)は、72のイーブンパーで42位タイだった。
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勝が相性の悪い大会で、首位発進を飾った。「この時期、いつもは調子が悪い」と話す通り、日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯に限っては、初出場の2018年大会から前年大会まで3年連続予選落ち。ただ、今年は好調を維持しており、キャディーとは「練習ラウンドの時から今年は大丈夫そう。ドライバーがフェアウェーに行けば、スコアが伸びるよね」と話していたという。
その予想は現実になり、2番、3番で連続バーディーとすると、9番からは圧巻の4連続バーディー。「コースは長いですけど、(自分の)飛距離がドライバーで20ヤード、アイアンで10ヤード伸びたことが大きいですね。300ヤード台(のパー4)だと2打目がウェッジ、400ヤード台でもアイアンで打てていますので」。全ては継続しているトレーニングの成果だが、11番パー4では第1打をラフに入れながら、54度のウエッジでピン1メートルにつける巧みさも見せた。
一方で、最終18番パー4のボギーを含め、終盤3ホールはミスでスコアを伸ばせなかったことは悔やんだ。「16番で、1メートルのバーディーパットを外したことを超後悔しています」。それゆえにメジャー初優勝は現段階で考えず、「まずは予選を通過したいです。できれば上位で」と慎重な姿勢を示した。
(THE ANSWER編集部)