ダルビッシュ、手も足も出ない155kmのフロントドアに米困惑「2球目何なんだろう」
米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手が8日(日本時間9日)、本拠地エンゼルス戦で先発。初回は3者連続見逃し三振と完璧な立ち上がりだった。米国の投球分析家が実際の映像を公開。2番のマーシュを打ち取ったフロントドアのツーシームには米ファンから「2球目何なんだろう」などと困惑の声が上がっている。
初回は3者連続見逃し三振、マーシュへの1球にはファン困惑
米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手が8日(日本時間9日)、本拠地エンゼルス戦で先発。初回は3者連続見逃し三振と完璧な立ち上がりだった。米国の投球分析家が実際の映像を公開。2番のマーシュを打ち取ったフロントドアのツーシームには米ファンから「2球目何なんだろう」などと困惑の声が上がっている。
ダルビッシュが完璧な投球でエンゼルス打線を牛耳った。先頭のフレッチャーを外角低めギリギリいっぱいの96マイル(約154.5キロ)で見逃し三振。続く左のマーシュには内角のボールゾーンから手元でストライクゾーンへと曲がる、96マイルのツーシームを投げ込んだ。強烈なフロントドアにマーシュは手が出ない。
ゴセリンも見逃し三振で初回を3者連続見逃し三振に切って取った。この3つの三振に「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が脚光を浴びせ、ツイッターに投稿。これに米ファンからは「2球目何なんだろう」とマーシュを打ち取ったフロントドアに困惑の声が上がっている。
またフリードマン氏自身も、リプライをつけ「ユウにインタビューした時、彼は平坦なグラウンドとキャッチボールのために、意図的に異なるメカニズムを用いて、体を“飽きさせない”ようにしていると言っていた。この男はピッチングサイエンティストだ」と紹介。ダルビッシュの飽くなき探求心に興味を持っているようだ。
(THE ANSWER編集部)