19歳青山華依が11秒57で優勝 重圧の五輪後はお菓子解禁「食べたいだけ食べました」
陸上のアスリートナイトゲームズイン福井が28日に福井県営陸上競技場で開催され、女子100メートル決勝では、東京五輪女子400メートルリレー日本代表の青山華依(甲南大)が11秒57(向かい風0.4メートル)で優勝した。
アスリートナイトゲームズイン福井・女子100メートルで優勝
陸上のアスリートナイトゲームズイン福井が28日に福井県営陸上競技場で開催され、女子100メートル決勝では、東京五輪女子400メートルリレー日本代表の青山華依(甲南大)が11秒57(向かい風0.4メートル)で優勝した。
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予選は11秒74の全体1位タイムで通過。決勝でも好スタートを切り、2着だった壹岐あいこ(立命大)を0.01秒差で制した。「ちゃんとスタートが決まって良かった。後半追い上げられたので、一定の速さで走り切ることができればよかった」と、五輪後初レースの収穫と反省をあげた。
東京五輪の女子400メートルリレーでは1走を走り、予選7着で敗退したが、日本記録に0.05秒と迫る43秒44を記録した。この日の決勝ではともに五輪リレーを戦った齋藤愛美、鶴田玲美とも並んだが「お互いに頑張ると思っていたんですけど、やっぱり戦うのでしっかり気持ちを切り替えて臨みました」と話した。
26日に19歳になった大学1年生。五輪期間中は重圧を感じており「少し気持ちは軽くなったかなと思う」と正直に明かした。気にして食べないようにしていたお菓子やファーストフードは、五輪を終えて久々に食べた。「ちょっとデカくなっちゃったかなと思ってます。食べたいだけ食べました。今月は食べるという設定だったので、いいです」と苦笑いだった。
100メートルの当面の目標は、11秒3~4のタイムを出していくこと。次戦は9月の関西学生新人陸上競技選手権。大学入学後、初めて200メートルを走る。「200メートルで痩せるしかない」とおどけながらも「五輪で極めたカーブで前半から行って、後半は落ちないよう保って行きたい。200メートルは23秒台がまだ出ていないし、置いて行かれているのでしっかり追いつきたい」。大舞台の経験を今後につなげていく。
(THE ANSWER編集部)