小池祐貴、20秒62で200m優勝! 五輪の重圧から離れた初レース「物凄い気持ちが楽」
陸上のアスリートナイトゲームズイン福井が28日、福井県営陸上競技場で開催され、男子200メートル決勝は小池祐貴(住友電工)が20秒62で優勝した。レース後は、出場した東京五輪で大きなプレッシャーを感じていたことを明かし「(今は)物凄い気持ちが楽」などと語った。
アスリートナイトゲームズイン福井・男子200メートル決勝
陸上のアスリートナイトゲームズイン福井が28日、福井県営陸上競技場で開催され、男子200メートル決勝は小池祐貴(住友電工)が20秒62で優勝した。レース後は、出場した東京五輪で大きなプレッシャーを感じていたことを明かし「(今は)物凄い気持ちが楽」などと語った。
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東京五輪には男子100メートル、400メートルリレーの2種目に出場した小池。五輪後は初レースだった。予選は20秒88で全体1位通過。決勝では2位に0秒25差をつけ完勝した。フィニッシュ後、観客から歓声を浴びると右手をあげて応じ、場内インタビューでは「最後バテてしまったが、勝ちきれてよかった」と振り返った。
五輪ではかなりのプレッシャーを感じていた。いつもなら代表内定では驚くほどの反響がないが、五輪の代表内定となれば別。祝福の連絡などは桁違いだった。五輪を終えた今は「物凄い気持ちが楽」。五輪代表が決まってからは、買い物に行く際も感染を恐れ、5分以内で済ませるなどかなり気を張っていた。
「世界陸上と五輪は全く別物だと感じました。思った以上にギャップがありましたし、言葉には表せない部分で凄く感じました」
来年には米オレゴンで世界陸上が控える。100メートルも200メートルも「兼ねられる限りは兼ねる」と両方出場を狙っている。五輪という大舞台の経験は生きるはずだ。「まずは(記録の)当たり前のベースを上げたい。不安のある部分の強化をしっかりできるように」と前を見据えた。
(THE ANSWER編集部)