銀メダリスト・稲見萌寧、調子は「半信半疑」でも暫定5位発進「ドライバーは最低限」
女子ゴルフの国内ツアー・ニトリレディスが26日、北海道・小樽CC(6775ヤード、パー73)で開幕した。東京五輪銀メダルの稲見萌寧(都築電気)は4バーディー、1ボギーの70で回って3アンダー。ホールアウト時点では暫定首位の三ヶ島かな(ランテック)と2打差の同5位につけた。
ニトリレディスが開幕
女子ゴルフの国内ツアー・ニトリレディスが26日、北海道・小樽CC(6775ヤード、パー73)で開幕した。東京五輪銀メダルの稲見萌寧(都築電気)は4バーディー、1ボギーの70で回って3アンダー。ホールアウト時点では暫定首位の三ヶ島かな(ランテック)と2打差の同5位につけた。
稲見が安定感を見せた。前半17番でバーディーを奪うと、18番パー4でも残り159ヤードの第2打を2メートル半につけてバーディーとした。後半も5、7番で1つずつ伸ばしたが、最終9番でボギーをたたいた。
大会前日は「ショットが全く当たらない」と不調だった。この日は「やっぱりまだ全然良くはなっていない。ずっと半信半疑でした。それでも打たないといけない」と吐露。「左に飛んでいますね。それで方向がうまくいかず気持ち悪いなという感じです」と明かした。それでも、できることに集中してスコアメイク。「ドライバーショットは振れないけど、なんとか最低限になっている」と好スタートを切った。
すでに今年5勝、五輪では銀メダルを獲得するなど活躍。しかし、前週は単独首位で出た最終日に4連続を含む7ボギーの大崩れで2位に終わった。賞金ランクを争う小祝さくら(ニトリ)が優勝し、2位で追いかける立場。「このコースは苦手意識はあるので、そこでアンダーが出て良かったなっていう安心感はある」と振り返った。プラス材料を力に変えていく。
(THE ANSWER編集部)