「冬のエンペラー」「神聖」「神話」 羽生結弦、海外で増え続ける王者の“異名”
平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(ANA)。昨年11月に右足首を故障後、ぶっつけ本番で臨んだ大舞台での華麗な復活劇に、世界で感動の輪は広がり続けている。欧州メディアは「冬のエンペラー」「ほとんど神聖」などと称賛。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「氷上の芸術」と評したが、海外メディアは王者に様々“異名”を付け続けている。
66年ぶりの大会連覇の羽生に海外からの称賛続々…
平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(ANA)。昨年11月に右足首を故障後、ぶっつけ本番で臨んだ大舞台での華麗な復活劇に、世界で感動の輪は広がり続けている。欧州メディアは「冬のエンペラー」「ほとんど神聖」などと称賛。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「氷上の芸術」と評したが、海外メディアは王者に様々“異名”を付け続けている。
江陵アイスアリーナを支配した圧巻のフリー、そして、感動の連覇。「Yuzuru Hanyu」が残した、美しい余韻は未だ収束を見ないようだ。
イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」は「ハニュウが叫ぶ」と特集。陰陽師に扮した「SEIMEI」を完璧に演じきった王者が、リンク上で何度も魂の雄叫びを上げた感情の爆発にスポットライトを当てた。
記事では、ファンがリンクに投げ込んだ200体以上の「くまのプーさん」のぬいぐるみが現地の慈善事業に寄付されることを紹介。「日本の冬のエンペラーと考えられている」と、その人気と実力から「皇帝」と表現している。