井上尚弥、米メディア「21世紀最強ボクサー10傑」に選出 現役はパッキャオら3人だけ
米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」は「2000年以降、最強のボクサー10傑」というボクシングの格付け企画を実施。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー (米国)、6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)らレジェンドとともに堂々の選出を果たしている。
「ブリーチャーレポート」が選出、現役選手は「井上・パッキャオ・カネロ」
米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」は「2000年以降、最強のボクサー10傑」というボクシングの格付け企画を実施。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー (米国)、6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)らレジェンドとともに堂々の選出を果たしている。
同メディアは42歳の英雄パッキャオがヨルデニス・ウガス(キューバ)と米ラスベガス戦う21日(日本時間22日)のWBAウェルター級タイトルマッチを前に、識者が「21世紀最強のボクサー10傑」を選出した。
アルファベット順で発表され、「Naoya Inoue」は4番目に登場。特集では「28歳のモンスターは、プロボクシング界の軽量級を9年間に渡って支配してきた。108ポンド(ライトフライ級)のベルトをわずかプロ6戦で勝ち取り、115ポンド(スーパーフライ級)と118ポンド(バンタム級)の階段を上ってきた」とキャリアを振り返った。
「初タイトル後の15戦はタイトルをかけた戦いだが、イノウエは獰猛なスタイルで仕留め、2人を除く全員をKOした。プロ21戦でわずか117ラウンドで、1試合当たり5.5ラウンド平均だ。バンタム級のジョンリエル・カシメロとの統一戦で、急成長中の伝説は強力さを増すのみだろう」
タイトル戦で見せつけてきた圧巻のKOマシーンぶりを高く評価した。日本人選手で選出されたのは井上が唯一。現役選手はパッキャオ、4階級制覇王者のカネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)とともに3人のみ。レジェンド中のレジェンドとともに選出されたモンスターは国際的評価を高めている。
【ブリーチャーレポート選出の「2000年以降の最高ボクサー10傑」(アルファベット順)】
サウル・アルバレス(メキシコ)
ジョー・カルザゲ(英国)
バーナード・ホプキンス(米国)
井上尚弥(日本)
ロイ・ジョーンズJr.(米国)
ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)
ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)
フロイド・メイウェザー (米国)
マニー・パッキャオ(フィリピン)
アンドレ・ウォード(米国)
(THE ANSWER編集部)