小平奈緒、五輪新で悲願の金メダル! 無敵の25連勝で“最速女王”の座に
平昌五輪は18日、スピードスケート女子500メートルが江陵アイスアリーナで行われ、小平奈緒(相沢病院)が五輪新記録の36秒94で優勝。自身3度目の五輪で悲願の金メダルを手にした。銀メダルはイ・サンファ(韓国)。銅はカロリナ・エルバノバ(チェコ)。郷亜里砂(イヨテツク)は37秒67で8位入賞。神谷衣理那(高堂建設)は13位。
小平の金メダルで今大会合計10個目 冬季史上最多だった1998年長野五輪に並ぶ
平昌五輪は18日、スピードスケート女子500メートルが江陵アイスアリーナで行われ、小平奈緒(相沢病院)が五輪新記録の36秒94で優勝。自身3度目の五輪で悲願の金メダルを手にした。銀メダルはイ・サンファ(韓国)。銅はカロリナ・エルバノバ(チェコ)。郷亜里砂(イヨテツク)は37秒67で8位入賞。神谷衣理那(高堂建設)は13位。
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日本勢の金メダルは前日(17日)のフィギュアスケート男子シングルの羽生結弦(ANA)に続いて2個目で、スピードスケート女子の金メダル獲得は史上初の快挙。今大会10個目のメダル獲得で、1998年の長野五輪に並ぶ冬季五輪史上最多タイとなった。
小平は14組のインコースでエルバノバと滑り、最初の100メートル10秒26と抜群のスタート。最後まで加速し、五輪新記録の36秒94のタイムでトップに立つと、続く15組で滑った最大のライバル、五輪連覇中で世界記録保持者のイ・サンファは37秒33で、小平が上回った。
悲願をかなえた。23歳で出場した2010年のバンクーバー五輪、女子団体パシュートで銀メダルを獲得。しかし個人種目ではメダルには届かなかった。14年のソチ五輪も女子500メートルの5位が最高だった。ソチ五輪後に、単身で“氷の強国”オランダに渡り、スピードを磨きなおした。トレーニングの強度を増し、食習慣も見直したという。
2016年10月からこのレースまでに、W杯15連勝を含め、国内外のレースで負けなしの24連勝。この種目で絶対的な存在として、3度目の五輪へ挑んだ。1500メートルで6位、1000メートルでは銀メダル、順調にステップを踏み、大本命の500メートルで地元・韓国のライバルを破り、頂点へ駆け上がった。
(THE ANSWER編集部)