「漫画のような2連覇物語」― 羽生結弦の快挙を韓国メディアはどう伝えたのか
様々に伝えられた羽生結弦の姿…「歓喜の抱擁」「右足にありがとう」
地元紙「金鋼日報」は羽生と銀メダルを獲得した宇野昌磨(トヨタ自動車)、銅メダルのハビエル・フェルナンデス(スペイン)が競技後、お互いに労うシーンを「感動の抱擁」と注目。リンク際に咲いた3人のスポーツマンシップを評価していた。
地元紙「スポーツソウル」は「2連覇の羽生結弦、復活した右足にありがとう」と特集。ジャンプでバランスを崩しながら、痛めていた右足で必死に耐えた羽生について、演技後に見せた右足を触る仕草が、感謝の意思表示だったことを伝えていた。
地元メディア「エックスポーツニュース」は「羽生結弦、2連覇 日本、大会8日目で初の金メダル」と速報し、日本にとって今大会待望の金メダルを羽生がもたらしたとレポートしている。
フィギュアスケートは大会前からチケット売れ行き好調が伝えられ、注目競技の一つだった。そんな中で66年ぶり連覇という偉業を果たした羽生。被災地を想い続けるスケート人生、故障から這い上がった3か月、演技後のプーさんの雨とスポーツマンシップ……。何をやってもドラマチックな王者らしく、開催国・韓国でも様々な「羽生結弦の姿」がニュースを賑わせていた。
(THE ANSWER編集部)