羽生結弦、王者が描く“夢の続き”は? 韓国メディアも「2022」の行方に注目
平昌五輪は17日、フィギュアスケート男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)は206.17点をマークし、合計317.85点。1952年のディック・バトン氏(米国)以来となる66年ぶりの連覇を果たした。絶対王者は2022年北京五輪で男子フィギュア史上2度目の偉業に挑むのか。開催国の韓国メディアも特集している。
66年ぶり2連覇を達成した羽生、2022年北京五輪挑戦に韓国紙も脚光
平昌五輪は17日、フィギュアスケート男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)は206.17点をマークし、合計317.85点。1952年のディック・バトン氏(米国)以来となる66年ぶりの連覇を果たした。絶対王者は2022年北京五輪で男子フィギュア史上2度目の偉業に挑むのか。開催国の韓国メディアも特集している。
江陵アイスアリーナで感動を巻き起こした「羽生劇場」。昨年11月の右足首故障から、ぶっつけ本番で圧巻の演技で、66年ぶりの五輪連覇、そして、冬季五輪史上1000個目の金メダルを獲得した王者の4年後を地元メディアは早くも展望している。
地元紙「スポーツソウル」は「3連覇を果たしたら新記録。2022年挑戦に対する羽生の回答は?」と特集。記事では、試合後の記者会見で4年後の北京五輪についての質問が飛ぶと、羽生は右足首の完治を優先させる方針を明らかにしながら「羽生は挑戦の可能性を完全に否定しなかった」と報じている。
男子シングルではスウェーデンのギリス・グラフストロームが1920年、1924年、1928年の3連覇を果たしている。記事では「1920年頃は夏季オリンピックの一部としてフィギュア競技が行われていた。羽生がもし2022年に北京五輪で優勝するのなら、冬季オリンピックを限定すれば史上初の3連覇」と説明している。
女子シングルではソニア・ヘニー(ノルウェー)が28、32、36年で同じく3連覇を果たしている。男女シングルいずれも3連覇が五輪の最多記録。羽生は北京で再び、表彰台の頂点を目指すのか――。早くも4年後に心を馳せている。
(THE ANSWER編集部)