平野歩夢VSホワイト、“最も近づいた男”が見た風景「どちちが優勝しても…」
ジェームスが語ったライバル関係「本当に健康的。自分たちにとって凄いこと」
「本当に健康的だと思う。自分たちにとって凄いこと。他のスポーツでも選手が困難を乗り切るのを見るのは好きなんだ。そのプロセスが素晴らしいんだ。ショーンは数多くの素晴らしいことを成し遂げてきた。彼のような人間と対決した時は、つい自分自身をごまかしてしまうよ」
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平野は1月のエクストリームスポーツの世界的祭典「Xゲーム」で「フロントサイドダブルコーク1440」を決めると、続いて「キャブダブルコーク1440」を成功。4回転の連続メークという史上初の偉業を成し遂げ、日本の19歳は今大会の決勝2本目でも華麗に成功させていた。
一方、ホワイトは当日の朝まで連続で成功できなかった4回転を最終演技で2連続で決め返した。3本目終了後、勝利を確信したように歓喜を爆発させていたホワイトと、クールな佇まいを崩さなかった平野。その2人としのぎを削ったジェームスだからこそ、目にできる風景があったのだろう。
勝者と敗者の「違い」を見出すことはなかったようだ。
(THE ANSWER編集部)