平野歩夢、彼女の有無と兄弟にまで注目 米メディアが異例の特集「独身か?」
平昌五輪のスノーボード男子ハーフパイプ決勝で2大会連続の銀メダルを獲得した平野歩夢(木下グループ)。ショーン・ホワイト(米国)との五輪史に残る名勝負を繰り広げながら、クールに振る舞った19歳に対し、ホワイトの母国、アメリカの女性向けメディアが脚光。「アユム・ヒラノは誰と付き合っているの? 秘密のプライベート」と異例の特集を組んでいる。
五輪メダリスト平野歩夢に米女性向けサイトが脚光
平昌五輪のスノーボード男子ハーフパイプ決勝で2大会連続の銀メダルを獲得した平野歩夢(木下グループ)。ショーン・ホワイト(米国)との五輪史に残る名勝負を繰り広げながら、クールに振る舞った19歳に対し、ホワイトの母国、アメリカの女性向けメディアが脚光。「アユム・ヒラノは誰と付き合っているの? 秘密のプライベート」と異例の特集を組んでいる。
五輪史上初の連続4回転を成功させ、王者ホワイトを追い詰めた平野。注目を浴びたのは、銀メダルを決めながら表情一つ変えなかったことだ。喜怒哀楽を全身で表現したホワイトと対照的にクールな“流儀”を貫いた19歳は、ライバルの母国、アメリカの女性のハートも鷲掴みにしてしまった様子だ。
「オリンピックのスノーボーダー、アユム・ヒラノは誰と付き合っているの? 彼はプライベートを秘密にしている」。こう特集したのは、女性向けファッション&カルチャーサイト「Hello Giggles」。インスタグラムのフォロワーは25万人を数える、人気メディアの一つだ。
「日本人スノーボーダーのアユム・ヒラノは今週、あなたのテレビ画面を滑走していたはずだろう。彼は平昌で世界最大のスノーボーダー2人と対決した。アメリカのショーン・ホワイトと新進気鋭のオーストラリアのスーパースター、スコッティ・ジェームスだ」
平野歩夢の兄弟も紹介
特集では平昌五輪で平野が熱戦を繰り広げたことを紹介。ソチ五輪でも銀メダルを獲得し、エクストリームスポーツの祭典「Xゲーム」でも活躍するトップスノーボーダーの19歳は、ホワイトの注目度に比例するように、アメリカのお茶の間でも知名度を高めた様子だ。
「もし、あなたがXゲーム中毒症でなければ、19歳の日本人アスリートについて、そこまで詳しくないはず。この少年はウィンタースポーツファンの間では、すでに巨大な存在で、誰もが知る存在になるまで間違いなく、時間の問題だと確信している」
ホワイトの後継者として期待される「AYUMU HIRANO」は近い将来、冬季スポーツファン以外も知る存在になるだろうと分析。さらに、アメリカ女子が気になるだろう2つの命題についてスポットライトを当てている。
「まずはアユム・ヒラノについて?」というテーマだ。兄・英樹もスノーボーダーとして活動し、4歳の頃からスノーボードを始め、11年に弱冠12歳で全米オープン決勝で13位に入って話題に。14歳でXゲーム銀メダリストとなり、Xゲームで史上初の連続4回転を連続で成功させたことも紹介。「間違いなく、この男にはプロボーダーとして輝ける未来が待っている」と称賛している。
平野歩夢の彼女の有無にまで注目
そして「独身か?」という問題について。「2つ目の質問に関しては…我々は正解について定かではない」としながら、銅メダルを獲得したジェームスはSNSでガールフレンドのことを度々公開しているが、記事では「私たちの知る限り、アユムは彼の交際状況について、一切のヒントを与えてくれない」と私生活にまで注目している。
ベールに包まれた平野の私生活から「もし、彼は誰かと付き合っていたとしても、彼の過去数年の流儀から、付き合うとすれば、プライベートを公にすることはないだろう」と分析。「彼自身は面倒くさがり屋だと言っている」「兄と友達と過ごすのが好き」「虫が嫌いな模様」と素顔についても紹介している。
「冬季五輪は閉幕を迎えるけど、私たちはアユム・ヒラノについての話題を聞くことが、これが最後ではない予感がしている」
特集はピンクのハートマークで締めくくられている。大胆不敵なランと対照的に、クールな横顔の平野はアメリカ女性の心をときめかせてしまったようだ。
平昌五輪で注目を集めた平野は、2021年の東京五輪に日本代表としてスケートボード・男子パークに出場し、日本選手として5人目の夏冬五輪出場を果たした。22年北京五輪ではハーフパイプで日本スノーボード史上初の金メダルを獲得。大技「トリプルコーク1440」を五輪で初めて決めるなど圧巻のパフォーマンスを披露した。
(THE ANSWER編集部)