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“平昌突風”は「完全なる宝クジ」 転倒者続出に海外から批判続々「あまりに衝撃」

解説者は「深刻な疑問」と指摘「最も喜んだのは誰も深刻な怪我をしなかったこと」

「もちろん、安全なものなんてない。エクストリームスポーツで、60フィートのキッカーからジャンプする。(強風のあまりに)まるでボードの上で海を渡るような感覚になっている。誰も重傷を負わずに幸運だった。なぜ、これが行われたのか疑問に持っている」

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 一方、BBCの解説者、エド・ライ氏は平昌五輪の運営状況に「深刻な疑問がある」と指摘している。

「誰がこの日の最高の選手だったか、という問題ではない。誰が最高の天候条件を手にできたか、だ。これは3つのメダルのうち、2つをもっとも経験深いライダーが手にしたことには驚きはない。私が最も喜んだ部分は誰も深刻な怪我をしなかったことだ」と話したといい、決勝で大怪我を負う選手が出たなったことが朗報と締めくくっている。

 さらに、BBCのニック・ホープ記者は「あまりに寒い。風が強過ぎるというのが、平昌2018で最も頻繁に聞かれる批判だ」と現状を説明し、中継局としての立場から厳しい声も上げている。

 記事では「我々はオリンピックにいる。競技を中継するために巨額の資金を投じている海外メディアとしては巨大なプレッシャーが存在する。直前の日程変更は何としても避けたい。平昌が開催地に相応しくないという声もある。(平昌は)それまでの2大会の開催地選考で落選しているのだ」とつづり、平昌が選出された経緯も振り返りながら意見を述べていた。

 天候により開催予定が変わり、選手は一瞬の風向きに左右される。海外メディアは厳しい視線を注いでいる。

(THE ANSWER編集部)


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