“平昌突風”は「完全なる宝クジ」 転倒者続出に海外から批判続々「あまりに衝撃」
平昌五輪は様々な屋外競技で突風と極寒の荒天に選手が苦しめられている。12日に行われたスノーボード女子スロープスタイル、ハーフパイプでもジャンプ中に猛烈な逆風に煽られ、アイスバーンのような斜面に転倒するシーンが相次いだ。過酷な競技環境を、権威ある英公共放送「BBC」の解説者、記者は問題視。「平昌は開催地に相応しくないという声も聞かれる」と厳しく指摘している。
スノボ女子SSは転倒者続出…英BBCが厳しい指摘「開催地に相応しくないという声も」
平昌五輪は様々な屋外競技で突風と極寒の荒天に選手が苦しめられている。12日に行われたスノーボード女子スロープスタイル、ハーフパイプでもジャンプ中に猛烈な逆風に煽られ、アイスバーンのような斜面に転倒するシーンが相次いだ。過酷な競技環境を、権威ある英公共放送「BBC」の解説者、記者は問題視。「平昌は開催地に相応しくないという声も聞かれる」と厳しく指摘している。
4年に一度の世界の祭典。アスリートの努力と観衆の感動を損ね兼ねない平昌の現状に海外から疑問の声が上がった。フェニックススノー競技場で12日に行われた女子スロープスタイル決勝は強風のため、開始が1時間遅れ、さらにトップ選手が次々と転倒する事態となった。
記事によると、解説者を務める2014年の女子スロープスタイル銅メダルのジェニー・ジョーンズ(英国)は「あまりに衝撃。実際に起きたことは完全なる宝クジよ。どのような話し合いが行われているのか。なぜ、誰もがこれは延期しようと言わないのか。自分なら延期を希望していたと思う」と語ったという。
ジャンプ中に強い風に煽られれば、転倒の可能性は高まる。強風がやんだタイミングで演技できれば、当然、優位になる。運に左右されかねない現状は「宝クジ」と表現し、転倒者が続出した決勝は延期が相応しかったと主張。さらに、このように疑問を呈している。