ビキニ着用を拒否して罰金 欧州ビーチ競技の出来事を米批判「皮肉的で時代遅れだ」
日本ではいよいよ東京五輪が目前に迫っているが、18日までブルガリアのバルナで開催されたビーチハンドボールの欧州選手権では、ノルウェーがあるルールにより罰金を支払う事態となったようだ。「皮肉的で時代遅れのもの」と米メディアが報じている。
ビーチハンドボール欧州選手権、ルール違反で罰金の事態とは…
日本ではいよいよ東京五輪が目前に迫っているが、18日までブルガリアのバルナで開催されたビーチハンドボールの欧州選手権では、ノルウェーがあるルールにより罰金を支払う事態となったようだ。「皮肉的で時代遅れのもの」と米メディアが報じている。
欧州選手権での出来事を報じているのは、米スポーツメディア「ブロバイブル」だ。記事では「ノルウェーのビーチハンドボールのチームが、ビキニではなくショートパンツを着用して戦ったので、1500ユーロ(約19万円)の罰金を支払った」と伝えている。
記事では、国際ルールでビキニを着用することが規定されていることを紹介。だが、露出が多すぎると感じたノルウェーチームは、代わりにショートパンツを着用することを希望したようだ。罰金を覚悟して初戦に臨もうとしたが、直前になってショートパンツでは失格となると通知され、仕方なくビキニを着用したという。
ノルウェーのハンドボール協会のカレ・ゲイル・リオ会長は「もちろんどんな罰金も払う。最も重要なことは選手たちが快適にプレーするということだ」と選手を支持したと伝えられており、最後の試合となった3位決定戦には望み通りショートパンツで出場したと記載されている。
抗議の意味も込めた3位決定戦でノルウェーは敗れたものの、記事では「このルールは皮肉的で時代遅れのものである」と批判していた。
(THE ANSWER編集部)