F1ドライバーがレース後に善行 大量のごみ収集に海外称賛「一流」「真の紳士だね」
自動車のF1第10戦イギリスグランプリ(GP)は18日、シルバーストーン・サーキットで行われ、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)はマシンのトラブルにより40周目にリタイアした。レース後、ベッテルが会場に残された大量のゴミを集める映像をF1が公開。海外ファンから「真の紳士だ」などと称賛されている。
イギリスGP終了後にファンと清掃
自動車のF1第10戦イギリスグランプリ(GP)は18日、シルバーストーン・サーキットで行われ、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)はマシンのトラブルにより40周目にリタイアした。レース後、ベッテルが会場に残された大量のゴミを集める映像をF1が公開。海外ファンから「真の紳士だ」などと称賛されている。
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経験豊富な34歳が、自ら会場清掃に取り組んだ。緑色のチームTシャツを着て、マスクをつけたベッテル。パンパンになったゴミ袋を両手に2つずつ持って、関係者とともに階段を降りてきた。周りからは「フォー!」と歓声が浴びせられている。
実際の映像をF1公式ツイッターが「タフなレースの後、セバスチャン・ベッテルは、ファンと一緒にシルバーストーン・サーキットの掃除を手伝った」と文面につづって公開。海外ファンからは「なんという男だ」「最高の性格とハートの持ち主」「真のジェントルマンだね」「一流の振舞い」「ワンダフル」「これを機に観客はゴミについて気にするべきだ」とコメントが寄せられている。
また、F1公式サイトは「イギリスGPでリタイアしたセバスチャン・ベッテルがシルバーストーンでゴミ拾いを手伝う」との見出しで記事を掲載。ベッテルが「未来の地球を守るため人々の意識を高め、様々なプロジェクトを進めている」と紹介し、「日曜はレースの40周目でリタイアした後に、14万人が残したゴミを何時間もかけて掃除した」と報じている。
(THE ANSWER編集部)