葛西紀明、ライバルすら心酔する「史上最高」の価値 49歳五輪も「不可能じゃない」
レジェンドが燃やし続ける野心「自分の娘にメダルを見せたい」
五輪最多出場。世界選手権最多出場。スキージャンプ最年長メダリスト、葛西が初めてメダルを獲得した92年のリレハンメル五輪の銅メダルと2014年のソチ五輪の銀メダルまでの20年間という間隔も史上最長だった。「彼の名前の隣には依然として記録が存在する」と称賛されている。
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葛西自身にとっては、まだ足りないものがあるようだ。「自分の持っていないメダルは金メダルです。それ、が今大会で自分が目指すものです。自分の娘にメダルを勝ち取る姿をせたい」と45歳で表彰台の真ん中を目指し、野心をたぎらせたことが紹介されている。
特集は「今回(ノーマルヒルでは)メダルを手にできなかったが、最も感銘深いオリンピックの物語の一つは新章を迎えたばかりだ」と締めくくっている。残すは個人ラージヒルと団体。最も輝くメダルを目指すレジェンドの大飛翔の行方を、世界中が見守っている。
(THE ANSWER編集部)