大谷翔平、今度の比較対象はグリフィーにAロッド 米メディアが言及する史上5人目の記録
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は投手として4勝1敗、防御率3.49、打者としては打率.279、70打点、メジャートップの33本塁打で前半戦を終えた。16日(日本時間17日)からの後半戦を前に、米メディアでは「前半戦のMVPアワード」としてア・リーグでは大谷翔平を選出している。
「ブリ―チャー・リポート」が前半戦MVP選出
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は投手として4勝1敗、防御率3.49、打者としては打率.279、70打点、メジャートップの33本塁打で前半戦を終えた。16日(日本時間17日)からの後半戦を前に、米メディアでは「前半戦のMVPアワード」としてア・リーグでは大谷翔平を選出している。
納得の選出だろう。米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」は同メディアが独自に「前半戦のMVPアワード」を開催。「エンゼルスのショウヘイ・オオタニ」をア・リーグのMVPに選出し、以下のような寸評をつけている。
「投手としてのオオタニはトミージョン手術の前の姿に戻った」「打者としてもMLB屈指の最高の選手だということは簡単に言える」「走者としては現在12盗塁を記録しており、年間22盗塁ペースである」と投打走について、いずれも高いパフォーマンスを発揮していることに言及している。
さらに打者として現在のペースで本塁打、盗塁を積み重ねていくと想定。「MLBの歴史上50本塁打20盗塁を達成したのは、1955年のウィーリー・メイズ、96年のブレイディ・アンダーソン、98年のケン・グリフィーJr.、2007年のアレックス・ロドリゲスの4人しかいない」と錚々たるレジェンドに比肩する記録を残す可能性にも触れている。
そして「つまり、オオタニはグリフィーのように打って走れて、MLBの30球団のうち、少なくとも20球団でエースになれる力の持ち主なのである。ゲレーロJr.も素晴らしいシーズンを送っているが、オオタニは歴史的な活躍を見せている」と賛辞を並べている。これまでは投打の二刀流としてベーブ・ルースと比較されることが多かったが、打者としての記録だけでも歴代のレジェンドたちが比較対象となっている。
またナ・リーグについてはフェルナンド・タティスJr.内野手(パドレス)を選出している。
(THE ANSWER編集部)