元ヤンキース広報の広岡勲氏、東京五輪で野球・ソフトのメディア運営統括に
米大リーグのヤンキースなどで広報を務めた広岡勲氏が、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会のベニューメディアマネージャー(野球・ソフトボール担当)に就任することが明らかになった。会場におけるメディア運営統括を行い、管理業務を指揮する。
ベニューメディアマネージャーに就任「正式種目に定着できるよう尽力」
米大リーグのヤンキースなどで広報を務めた広岡勲氏が、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会のベニューメディアマネージャー(野球・ソフトボール担当)に就任することが明らかになった。会場におけるメディア運営統括を行い、管理業務を指揮する。
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広岡氏は2003年、プロ野球・巨人からヤンキースに移籍した松井秀喜氏の求めに応じ、日本人初の球団広報に。その後、松井氏とともにヤンキース、エンゼルス、アスレチックス、レイズの4球団を渡り歩き、広報兼環太平洋担当を計10年間務めた。
現在は江戸川大教授、読売巨人軍アドバイザー、日本相撲協会理事補佐・危機管理担当を兼務する広岡氏は、3年前にベニューメディアマネージャー就任の要請を受けていたという。野球とソフトボールは08年北京大会以来の五輪競技復活となるが、「プロ野球は公式戦を中断し、一丸となって五輪に臨む。近い将来、野球とソフトボールが五輪の正式種目に定着できるよう尽力したい」と意気込みを語った。
◇広岡勲(ひろおか・いさお)
1966年、東京都大田区生まれ。早稲田中学・高校卒業後、ハワイパシィフィック大学卒業。ニューヨーク市立大学大学院修士課程修了。慶應義塾大学大学院博士課程退学。千葉工業大学大学院博士課程満期退学。報知新聞社にて長嶋茂雄番など巨人担当記者を歴任し、ニューヨーク・ヤンキースへ入団。WBC日本代表統括広報、日本相撲協会理事長付アドバイザーを経て現職。著書は「道は自分で切りひらく」(岩波書店)など多数。
(THE ANSWER編集部)